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スローペースで、二人で出来る事を模索しながら。二本松、競馬、などなど。

今週の重賞

今週は天皇賞(秋)ですね。エイシンヒカリを中心に見てしまいますが逃げ切るのは難しいレース。
多分ディープ産駒だらけなので紹介する馬は少ないと思いますが、とりあえず土曜日のアルテミスS
から。8頭もいるうえにまだ特徴が分らないので父と母父を列挙して一言だけ。


・ビービーバーレル、父パイロ母父シルヴァーホーク。ヘイルトゥリーズンのインブリード。


・トモジャクール、父メイショウボーラ―母父フジキセキ。ヘイロー、ニジンスキー、ノーザンダン
サーのインブリード。前走大敗。


・デンコウアンジュ、父メイショウサムソン母父マリエンバード(ニジンスキー系)。ノーザンダンサー
のインブリード。


・テイケイレーヴ、父ワークフォース母父Lord at War(フェアトライアル系)。レイズアネイティブ
のインブリード。母系は珍しいですね。


・ジープルメリア、〇外で父ストリートセンス(ミスプロ系)母父Alzao(リファール系)。ノーザンダ
ンサーのインブリード。繁殖入りして面白そうな血統。


・クナウ、父シンボリクリスエス母父フェアジャッジメント(リボー系)。ロベルトのインブリード。成
績が安定している。


・カイザーバル、父エンパイアメーカー母父サンデー。ノーザンダンサーとレイズアネイティブのインブ
リード。期待馬で有名ですね。


・ウインクルサルーテ、父ハービンジャー母父サンデー。リファールとノーザンダンサーのインブリード。
「ハービンジャー産駒は走る」ような気がしますが、今の所重賞は一勝ですね。


同じく土曜京都のスワンSは既に該当馬は紹介済み。先週は母父サクラバクシンオーが菊花賞を勝ちましたが
ディープ産駒のスプリンターはどうなのかという感じですね。さて天皇賞ですが、ディープ産駒が9頭で
去年の覇者スピルバーグもそうですがこの舞台は独壇場といえますね。ラブリーデイが勝つようだと年度
代表馬は決まりかも知れませんね。
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11/14・15は二本松市へお越しください。

度々どうも。
勢いに乗ると能力以上に頑張りますが、その勢いに乗るまでに悠久の時を要するOです。
ちょっと今日は、中継ぎ投手も顔負けの連投っぷりで頑張ります。

11月14日(土)・15日(日)は是非、二本松市へお出かけください。
市内の方は足をお運び下さい。
『にほんまつ産業祭』が行われます。
詳しくは、以下にURLを貼りましたのでご確認下さい。
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/soshiki/23/20151019-1.html

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もうね、”産業祭”っていうくらいですから、物産だったり、観光、農業の分野がメインの事業なのは百も承知ですがね、やっぱり来てもらえるきっかけとして最も大きいのは

サンドウィッチマン

でしょう。
お笑い好きの私の妻は、今からカレンダーに印を付けて、サンドウィッチマンを我が目に焼き付けることを今や遅しと待ちわびておりますよ。

私はこういう試みもいいと思っています。
確かに、イベントの名の通り産業面をPRすることは大事です。
しかし、こういった所謂『目玉ゲスト』を一つのきっかけとして、まずは興味を持ってもらうこと…それが最も大事ではないかと思うのです。

サンドウィッチマンは宮城県出身で、復興関係を通じて福島県のことも気にかけてくれている(仕事だから仕方なくやってるかもしれねーけど笑)、大変ありがたい芸人さんです。
一人でも多くの方に二本松に来てもらい、そして知ってもらうことで少しずつ前に進んでいける…そんな気が致します、はい。


こちらでも細々と呟いてます。
良ければフォローしてやってください。
@liverpoolxabier

『二本松少年隊』メンバー募集 に思う

どうも、お久しぶりのOです(そうでもないか?)。
たまには、このブログの本懐でもあります故郷・二本松市の話題について触れたいと思います。

主に、二本松市の観光PRを行っている『二本松少年隊』のメンバー募集が行われるようです。
詳しくは、以下にURLを貼りましたのでご参照下さい。
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/kankou/20151026.html

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昨年度から現在にかけて、仕事柄二本松市内の観光イベントに携わりましたが、この『二本松少年隊』は大活躍でした。二本松市に熱い思いを抱き、正に『二本松のために何か貢献したい』とお思いの若い方にはうってつけの内容化と思われます。

一応…。
一応、私も応募条件は満たしており、市役所の方から『是非、応募してみて!』と右肩を叩かれたのですが、いるので、ちょっとハートが弱いのと本職がおろそかになってしまう恐れが大…ということで丁重にお断りしました。
こういう仕事はね、やはりどうしても向き・不向きがありますからね。私は違う分野から二本松市を支えていこうと、固く誓ったのであります。


こちらでも細々と呟いてます。
良ければフォローしてやってください。
@liverpoolxabier

『今日の馬券は当たる気がする』

『今日の馬券は当たる気がする。』
『はぁ、あんたいっつもそんなこと言ってキレイに外すよね。』
『いや、今日は君の誕生日だから絶対当たる気がするんだよ。』
『”絶対”なのか”気がする”のかどっちなのよ…』

僕はマイナー血統の馬が大好きだ。
きっかけは高校生時代に出会った友人の影響だった。
その友人が僕なんかに競馬を教え込んだものだから、ごくごく自然のなりゆきで週末はサラブレッド達の運動会を見守るような立場となった。人間の、例えば小さな子供の運動会を見守る保護者とただ一つ違うのは馬券…つまりお金を賭けているという点だ。

僕には交際している女性がいる。今、会話をしているのがその女性だ。
口が悪く、ケンカをすることもしょっちゅうだけど、こんな競馬好きの僕を慕ってくれるのは後にも先にもこの女性だけかもしれない。馬券が下手な僕が言うのもなんだが、今日の直感はいつもと違う気がする。いや、絶対違う。
今日の馬券は当たる気がする。
それに、今隣にいる彼女と僕は将来結婚する気がする。
なんてったって今日は彼女の誕生日だからだ。

『だいたいあんたはさぁ、なんでいっつも人気薄の馬の馬券ばっかり買うの?新聞にも全然◎とかの印付いてないじゃん。』
『競馬はね、一番強い馬が勝つんじゃないんだよ。勝った馬が一番強いんだ。』
自分でも、とんちんかんなことを言っているのは分かる。
案の定、彼女は
『意味分かんない』
と冷たく僕をあしらった。

『今日はいつもの僕と違うよ。マイナー血統の馬は買わない。朝からずっと決めてたんだ。』
『あ~分かった!あんた、今日は私の誕生日だからって”10月22日”にちなんで、10番と22番の馬を買うんでしょ?絶対そうだよね?』
言い忘れていた。彼女は競馬にあまり詳しくはない。
しかし、それでいて馬券の方は僕よりよっぽど当たったりする。妙に勘がいいのだ。
『競馬のフルゲートは18頭だから、22番の馬は走らないよ。』
『え、そうなの?なんだ…期待して損しちゃった…。じゃあどの馬を買う予定なの?』

【アークエンジェル】
【イーストムーン】
【シティリバティ】
【テイオーミッション】
【ルビーキラメキ】
『この5頭で3連単のボックスを買おうと思う。良さげじゃない?』

『う~ん…よく分かんない…なんでこの5頭を選んだの?』
『まぁ、そういう細かいことは気にしないで!ほら、そろそろレースが始まるよ!』



『あんたが馬券を当てるところ、初めて見たかもしれない。』
『見直した?』
『見直すも何も…元から高く買ってるし。』
『…あ、ありがとう。』
『それより、分かったわよ。なんであの5頭を買ったのか。』
『え?』
『レース中にピンと来た。馬券を見たらバレバレだよ。』

【アークエンジェル】
【イーストムーン】
【シティリバティ】
【テイオーミッション】
【ルビーキラメキ】
『今時、3流ドラマでもこんなネタ使わないよ?』
『結構頭使ったんだけど…。』
『でも、そういうネタ嫌いじゃないよ!私競馬分からないから、分かりやすいの助かる。』




去る10月22日は小学校時代からの友人K君の誕生日でした。
H君の二番煎じですが、私もK君の誕生日を祝して下手な小説を送らせて頂きます。

特別な世迷いごと

今日も今日で特に変わった事はない。世界は相変わらず僕を置いてけぼりにしようとしているようにも思えるし、肝心な所で僕の方が先走ってしまっていたり。仕事が一段落するまでは気の抜けない日々だから、いつの間にか身に着けていた処世術を駆使して何とか乗り切ろうとしている。週末にはきちんと予定もあるから別にど平日の今日に何かを期待するのが間違っているのかも知れない。


「でもなぁ…」


その溜息にも似た呟きは誰の耳にも留まる事はない。手弁当の昼食を食べながらスマホでニュースをチェックしていると、世間はドラフト会議や大企業の不祥事に熱狂しているように思えた。年一回のドラフトはともかく信頼を損なうような事件は日常茶飯事だから特別という感じもしない。予定調和ではないけれど、予期された範疇の出来事の中で物事が進行しているという錯覚を抱きそうになる。大きな話には人並みに関心があるけれど、本当は心のどこかで今日のような日こそ自分にとって特別な日であって欲しいと願っているのだろう。


「ちぇ…」


そんな事をしているうちにも休憩時間は確実に減っていて、ちらっと確認した時計に文句を言いたくなるけれどネットを見続けたとしても自分にとって有益であるかどうかは分からなくなりそうなので、切り上げるには丁度良いのかも知れない。


「田中さん!あれ見ました?」


この流れをぶった切るかのようにマイペースな後輩が話を振ってくる。彼はやたらパンが好きな男だが、今日も相変わらず高カロリーな総菜パンをがつがつ喰らっている。


「あれって何さ?」


「え、地元のニュースとか見てないんですか?昨日から商店街がライトアップされてるんですよ」


「ああ、そういえばそんな話あったね。綺麗なの?」


「まだ俺見てないんですけどツイッターとかインスタでも写真上がってて、結構見栄えするみたいですよ」


と言いながら彼は焼きそばパンに手を付け始めた。食欲が旺盛なのは知っているが、そういうロマンチックな事にはあまり関心がないのかなと勝手に思ってたので、意外と情報通な事も相俟って地味に感心していた。


「そういやツイッターやってるんだっけ?」


「ええ。便利ですしね」


「なんかそういうのって切っ掛けがないと始めらんないよね。アカウントは昔作ったような気がするけど」


「ああ、放置って感じですか」


うんうん頷いている後輩。納得されても少し心外なのだがやはり面倒くさがりに見えるのだろうか。ツイッターの利便性を熱く語った彼は満足そうにメロンパンを食べ終わった。そして昼休みもそこで区切りよく終わる。


「商店街、行ってみようかな」



地元商店街はシャッター通り寸前である。それでも市レベルのイベントなど丁度良い『切っ掛け』があったからか今年は少ない予算らしいが色々工夫して何かをやろうという意図が見える。仕事の合間に「〇〇商店街 ライトアップ」と検索してみるとそこそこヒットし、それらしい記事を発見したので軽く読んでみると商店街の実質的な代表者のコメントが掲載されていて、「是非お立ち寄りください」との事である。



結論から先に言えば、夕刻帰宅途中に僕は商店街に立ち寄っていた。ライトアップはもう少し後らしいけれど何かを模した電飾が相当数設置されていて、自ずと期待が高まる。書店で時間を潰し頃合いを見計らって外に出てみると、そこはいつもとは違う空間だった。


「うわ~」


思わず声が漏れる。青、赤、緑、黄色、色とりどりの恐らくはLEDのライトが商店街を美しくライトアップしている。光によるアートと言って良いだろう。なんとなく一足早いクリスマスのようにも思えたが、情緒感溢れる優しい灯りが摺りきれた心を包み込んで温めてくれるような、幻想的な光景だった。



光に吸い寄せられてきた虫のように、と言っては失礼かも知れないが普段は人気のない商店街も今宵は少しばかり賑わっている。インスタなりツイッターなりに投稿するであろう写真を撮っている人も多くいる。勿論僕もこの言葉だけでは伝えられない光景を誰かと共有したいという気持ちはあるけれど、やはりこの場に居るからこういう気持ちになれるのだろうと思ったりした。ちゃっかりスマホで撮影した写真は思いの外出来が良かった。



帰宅し、いつもより少し遅い夕食を採る。今日は豪勢に肉を喰らってやろうと思って買ってきたチキンナゲットも商店街を通ったから買おうと思ったのだった。



そして、ひっそりとショートケーキを食べようと思った時何の気紛れか、


<あ、ツイッターに投稿してみようかな>


と思いついてしまった。丁度ライトアップされた商店街の写真も見てもらいたかったし、切っ掛けとしては十分だった。PC上でブラウザを操作しツイッターのアカウントのログイン画面に飛ぶ。意外にもフォームにパスワードが保存されていてほぼ自動でログイン出来た。とりあえず写真をアップロードして最後に投稿した2年ほど前の


『つかれた』


というつぶやきの上に写真を表示させる。写真だけだと分らないかもなと思い、


『〇〇商店街 ライトアップ』


と説明ツイートを載せる。そして、何を血迷ったか。


『今日は俺のバースデイ』


と短く呟いた。多分何も起こらないだろうけど、これでいいのだと思えた。




が、何も起こらないわけではないらしい。




次の日の朝、後輩がいかにも申し訳なさそうな顔で缶コーヒーを差し出してきた。


「田中さん、もしかして昨日誕生日でしたぁ?」


「え…そうだけど、何で分ったの?」


「ツイッターで『〇〇商店街 ライトアップ』って検索したらですね、どうもそれっぽい人がいましてですね、最後に『今日は俺のバースデイ』って呟いてて、もしかしたらと思いましてね…」


やたら丁寧口調だが、まさにその通りなのでかなりびっくりしていた。


「ああ、そういう使い方できるんだ。なんか怖いな」


「いえ、それだけでは確証が持てなかったので一応他の人に田中さんの誕生日の話振ってみたらですね、見事ビンゴで」


「そうだったか」


「それでですね昨日はダメでしたけど、今日既に何人か誘ってますよ!呑みに行きましょう!ついでにライトアップも見ようという事です!」


「おお…」


僕は素直に感動していた。期待して無かった分一日遅れの誕生日会はかなり嬉しかった。それに味をしめたわけではないけれど、時々僕はツイッター上で呟いている。それは世迷いごとか、それともその日が特別になるおまじないか。






☆☆☆☆

10月22日はK君の誕生日でした。おめでとうの気持ちを込めて。

今週の重賞(菊花賞)

今週は好きなGⅠなのに、この頃は軽視されがちな菊花賞があります。CMでセイウンスカイのレースが
用いられていますが、そのレースの感動は今もって忘れられません。今年も良いレースを期待したいとこ
ろですがその前に土曜の富士ステークスも見ておきましょう。メンバー的にはクラリティスカイを始め、
このブログ的にシャイニープリンスなどが注目ですが該当馬を既に紹介している為書く事が無いのです
が、血統的にはバリエーションがあって面白いですね。


さて、菊花賞は混戦模様です。スクリーンヒーロー産駒にして『ミュゼ』の冠名が残っているミュゼエイ
リアンは鞍上も含めて注意しないといけないと思いますが、戦績的に魅力的な馬が多数いてどれが勝って
もおかしくないという印象です。まだ紹介していなかった馬も1頭出走。


・スティーグリッツは父ハービンジャー、母父アグネスタキオン。ノーザンダンサーのインブリードがあ
り、3勝馬です。上がり馬というよりは休養があって出世が遅れたタイプですね。2500メートル戦を
勝っているのは魅力。



菊花賞は騎手にも注目です。何が逃げるのかで展開が全く変わってきそうですが、今年も京都のタイムが
凄いので早いペースになればレコードもあり得るのかな、という感じです。

裏・浦島太郎(『浦島記 大幅改訂版』)

今は昔。
浦島なる者ありけり。
産まれも育ちも丹後の国。
…何?『丹後』を知らぬとな?無学な現代の日本人達に特別に教えて進ぜよう。丹後の国とは、現代のお前達の地名で言うならば、京都府の北部である。
私の名は語部伝造(かたりべ でんぞう)。
遥々神界より遣わされ、様々な逸話や神話、正しき歴史を現代人に語り継ぐ者なり。よくよく覚えておくがいい。

さてさて…浦島太郎の件である。
神界の住人である私にとっては、この世の森羅万象全てが手に取るように分かっている。
私の上司である神が、お主ら人間界で長年言い伝えられてきた『浦島太郎』の内容を偶然にも耳に挟んだのだが、あまりにも事実とかけ離れていることに愕然とされていた。まこと…風聞ほどアテにならぬものはない。伝えられるべき真実が長い年月によって誤植・歪曲され、誤った話がさも当然の如く現代にまで言い伝えられている。実に嘆かわしいことだ。神は心優しき御方である。本来であれば神界は、このような雑事には対応しないことが申し渡し事項として決定されているのだが、今回お主ら日本人にだけは特別に私を通して真実を教授して進ぜよう、とのことだ。感謝するのだぞ。

さて…。
今は昔。
丹後の国に、浦島という者ありけり。
年の項は、24,5歳といったところか。当時の日本国民の平均寿命はおよそ50歳である。この事実から考えるに、人生の折り返し地点に辿りついた位の年齢であっただろう。年齢自体は若者の域を出てはいないがな。まったく、現代の日本人は幸せ者よ。医療とやらの発達により、平均寿命を大きく伸ばしてその命を永らえることに成功しておるのだからな。もっとも、寿命が長いことが幸せとは限らんな。人間、どの位長く生きたのかということよりも、限られた人生において何を成したか…といったことが最も重要なのだ。よく覚えておくようにな。

おお、少し話がずれてしまっていたな、失敬。
浦島は丹後の国にある小さな漁村で漁師をしておった。当時は何も産業らしいものなどありはせぬ。お主らでいうところの第一次産業とやら、つまりは農業や林業、漁業などが主な仕事であっただろうな。
まぁ、ともかく浦島は小さな漁村で漁師をしながら、年老いた両親を養っており、ある日釣りに出かけたそうだ。これが運命の分かれ道であった。釣りを始めてから、小一時間ほど経っただろうか。浦島は大きな海亀を釣り上げた。しかし、心優しいこの若者は、
『どれほど大きい魚かと期待して釣り上げたが…。そうか、亀だったか。“亀は万年”と言うのに、ここで捕まえて殺してしまうのは可哀想だ。もう人間に釣られるんじゃないよ。』
と逃がしてあげた。亀の喰い方、調理の仕方が浦島には分からなかったのもあったのかもしれない。とにかく浦島は亀を助けた。
その日の漁獲量は決して満足がいくものではなかった。しかし、その心はどこか充足感があった。腹は満たされなかったのかもしれないが、亀を助けたことで言い知れぬ高揚がその身を包み、浦島の気を良くさせた。捕えた魚は全て両親に与え、その日は何も口にしなかった。
因みに浦島は独り身であった。当時、この年齢で独り身ということは、まぁこちらで察しなければならない事情があったのだろう。性格はともかく、本人に何か問題があったのか、同じ村の中に妙齢の相手がいなかったのか、家が貧しすぎたのか、それを詮索するのは酷というものだ。小さい漁村であったらしいから、恐らく夫婦になるに適した相手がいなかったのだろう、そう思いたい。

その後、浦島は変わらない日常を送っていた。
毎日毎日海に出ては、両親のために漁を行っていた。その日はいつもより漁の調子も良く、比較的大きめな魚が仕掛けた釣針に次々とかかっていた。食物連鎖と言ってしまえばそれまでだが、捕まった魚の方はもうすぐ尽きるであろう己の命の行く末を案じていただろうな。
『今日は、父と母に沢山魚を食わせてあげることが出来そうだ。』
浦島は、漁の調子がよくなり始めてからそう思っていた。そして、結果そうなった。浦島自身も久々に腹一杯に食し、その魚を明日以降の活力へと換えることが出来た。

しかし、そう考えていた矢先に海面を打つ波が心なしか大きく動き出した。
目の前の光景が途端に光で溢れ、今まで目にしていた海がまるで生き物のような感覚に陥った。
単に、日の光が水面に反射しているわけではないようだ。自分が置かれている状況を把握できていない浦島に対し、更に驚くことが起きた。
いつから目の前にいたのか、1匹の海亀が海面からその顔を出し、こちらを見ている。
浦島は最初、その亀を数日前に助けていたことをすっかり忘れていた。『後から恩返しがあればいいな』といった、下心を全く持たず助けていたのもあり、本当に浦島はその亀のことを忘れていた。

驚くことに、亀は言葉を発した。
人間界の礼儀は心得ているようで、まずは先日助けてくれたお礼からその言葉は始まった。
その言葉を聞き、浦島はようやくこの亀が先日助けた亀であることを知った。
『…初めまして…ではございませんね。先日あなたに助けて頂いた亀でございます。その節は誠にありがとうございました。恐らく他の人間に釣りあげられていましたら、私は今頃この世の者となっていないでしょう。本日は助けて頂いたお礼がしたく、あなたの前に姿を現しました。』
浦島は、容易にこの事態を呑み込めていない。
当然だ。亀が人間の言葉を発しているからだ。
『…えっと…いや、当然のことをしたまでです。そんなお礼なんて言われるようなことではないので…。』
『いえいえ、今時あなたのような方は本当に珍しいですよ。人間は自分勝手な生き物だとばかり思っていましたが、あなたのような方もいるのですね。 人が人を思いやることは本来普通のことであるはずなのに、それができていないのが実情です。まぁ、生憎私は人ではなく亀なわけですが。』
『と、とにかく…お礼なんていりませんよ。私は両親にこの魚を届けなくてはいけないので、そろそろ失礼します。もう漁師になど捕まらないように気を付けて下さいね、それでは。』
浦島は何となくこの亀にきな臭さを感じ、その場を辞した。この時の浦島の気持ちはよく理解できる。亀が人間の言葉を発するはずがないのだ。それが、目の前に現れた亀は悠々と浦島と同じ言葉を喋り、あろうことか先日助けたお礼をしたいと申し出た始末だ。すわ、新手の詐欺ではないかと慎重な性格の浦島が疑うのも無理はない。ここで助けた亀の言うことを、全て受け入れる方がよほど無理がある。浦島のどこか警戒した様子に、亀は少しも察した様子も見せず、
『そうですか。ご両親の元に行かれるのでしたら、あまり無理強いはできませんね。またお会いした際には、お礼をさせて頂きます。それでは、また…。』
そう言うと、亀は突然浦島の元からそれこそ消えるように去って行った。浦島の目の前に残ったのは、今も瞼に焼き付いている、こそばゆいような光の残骸と多少の波のざわめきであった。
『これはきっと夢だろう。また会う機会など…あろうはずもない。』

それからまた数日が経った。
あの不思議な出来事(もっとも、浦島自身は夢だったと思い込んでいる)以降、浦島家の生活は上向きだした。
朝起きたら玄関に金銀財宝があったとか、そのようなどこかあからさまなハイソ化ではないのだが、どうもあの日を境に魚の漁獲量が増えてきているようだ。これは浦島が後に知ることなのだが、浦島が漁に出た際に、命の恩人が釣り糸を垂らしている方向へ魚達を誘導させていたのである。勿論、この時の浦島はそれを知る由もない。
その日も、浦島の漁獲量は好調であった。漁を終えて家に向かって帰る頃に、ふと思う所があったため近くの浜辺を歩いていた。この日の浜辺はいつも以上に村の子供たちが騒ぎ、遊ぶ声で賑やかであった。漁師とは厳しい職業である。皆が寝ている時間に起き、まだ辺りの夜が明けきらないうちから、暑い日も寒い日もひたすら魚と向き合う。現代でいうところのサラリーマンなどとは違い、決して一定の収入が約束されているわけではない。浦島はその日の漁獲量には満足をしていたものの、これからの自分の将来や両親のことなどについて漠然とした不安を抱いていた。そういった気分に陥ってしまった時、浦島は大抵この浜辺に来て、なんともやりようのない気分を抱きながら海と向き合うのを常としていた。浦島自身、この物思いにふけることに至る内容には毎回悩みながらも、その行為自体についてはどこか嫌いになれないでいた。
しかし、そんな悩み多き浦島に対し、今日ばかりはいつも以上に子供たちの声が耳に障る。
ふと目を子供たちの方へ移すと、果たして1匹の海亀が村の子供たちにより殴る、蹴るの暴行を受けているではないか。また、亀か。その思いが無かったわけではない。しかし、まさかあの時の亀ではあるまい、とも浦島は思い、『つくづく亀に縁のある人生になったものだ』とぼやきつつも本来の情け深さが作用し、非行の対象物の救済を図ることとした。
『君達、何をしているんだい?無闇に生き物をいじめてはいけないよ。』
元来、根が素直な村の子供たちである。浦島とその子たちが顔見知りであることも大きかったのかもしれない。村の中で、特に親孝行で知られる浦島は子供たちの中でも尊敬の対象であった。その浦島が子供たちの暴行から海亀を救うことに対して異論など出ようはずもない。子供たちは素直に浦島の言を聞き入れ、別の遊びに興じることとしたらしく、やがて浜辺から去って行った。残されたのは浦島と海亀であり、懸念した通りその海亀はやはり先日助けた亀そのものであった。
『重ね重ね御礼を申し上げねばなりますまい。再びあなた様に助けられようとは。誠にありがとうございます。』
『いや、当然のことをしたまでだよ。気にしないでください。もう村の子供たちもあなたのことを叩いたり、蹴ったりはしないでしょうが、十分気を付けてください。』
『はい、ありがとうございます。やはりあなた様は命の恩人です。約束を果たさせて頂きます。今度こそ…今度こそお礼をさせてくださいませんか。』
もうここまで来ると、一種腐れ縁のようなものである。浦島自身も、浜辺であれこれ悩み陰鬱な気分を抱えながら両親の元へ帰るよりも、人(亀)助けをした後のある種の清々しい気分を持って家路に着きたいと考え、亀の御礼とやらを受けることにした。『つくづく亀に縁のある人生になったものだ』。

助けた亀は、単なる亀ではないらしい。
助けた亀が言うには…彼(彼女?)は、海底に広がる深海国の従者であるらしい。
『らしい』というのは、どうにも亀の言うことについて現実感が無く、浦島はどうにもその一連の話を信じきれない。流石にここまで来れば、後世で言うところの『新手の詐欺』の類ではないのであろうが、この話をどこまで信じて見た者か、判断に悩む浦島であった。そして更に浦島を悩ませたのは、どうもこれからその深海国とやらに招かれるらしいということだ。呼吸が出来ないのにどうして深海まで行けようか…。当然抱くべき疑問である。しかし、それも亀の話を信じるならば、手渡された丸薬を飲めば呼吸の 心配ないらしい。しかし、どうにもふんぎりがつかない。そんな浦島に亀は、実に粘り強く説得を続ける。
『よろしいですか?我々深海国の住人(亀?)をはじめ、八百万の魚類たちがなぜ海中にて自由にその身を動かし、且つ呼吸が保つかお分かりですか?それは我々がこの丸薬を飲んでいるからなのです。あなた方人間と我々の差はたったそれだけ。それだけなのです。ですからあなたもこの丸薬を飲めば海中で呼吸が出来るようになります。ご安心下さい。』
厳密に言うと、魚が水中で呼吸をする方法はメカニズムが全く異なり、現代社会ではそのことが証明されてもいるのだが敢えて触れないこととする。とにかく亀は、それっぽい答えを用意することでどうにか浦島を納得したかっただけなのだ。そして生まれながらに純粋一徹の浦島もその話を信じてしまい、目の前に出された丸薬を口に含むことで亀と共に海中へ身を投じることを決意したのである。
『なるほど、だから魚たちは水中にあれだけ長い時間いることが出来るのか。』
亀は多少の両親の呵責にさいなまれたが、とにかく浦島にお礼がしたかった。
こうして、浦島と亀は海中へとその姿を消した。

いくら漁師であっても、浦島にとって海中の景色は言語を絶するものであった。
深海と聞くと、暗く冷たい雰囲気を抱きがちであるが、浦島が飲んだ丸薬はその景色をも一変させる作用を併せ持つらしく、暖かみのある雰囲気が亀の恩人を迎える海へと様変わりしていた。
『なんと絶景か。海中とはかくも華麗なものであったのか。桃源郷のごとき眺めだ。』
その極めつけが、深海に築かれた宮殿であった。
膨大なる敷地に、燃えるような朱色に塗られた鳥居が門前にそびえ立ち、そこから館までのアプローチのなんと長いことか。館自体も決して膨大な敷地に負けることない大きさで、現代社会でいうところの建蔽率などいざ知らずの出来である。これだけ巨大で、かつ華麗な建物を浦島はついぞ見たことがない。噂に聞く京の都にある、帝のすまいでさえもこの宮殿には決して敵うまい。浦島の住む家に至っては何軒分がこの敷地内に入るのか見当もつかず、ただただ目の前の光景に言葉を失うのみであった。
『このような館に住むお方はさぞ立派な御仁であろう。やはり、深海国にも帝のようなお方が存在するのでしょうか?』
『…いえ、この館…竜宮城には主人というべき方が存在しません。ただ象徴としてのみこの竜宮は存在し、1,000年の長きに渡り今に至るのです。』
『なんと…このような屋敷に誰も主人たる御仁がいないとは…。私も今はさもない漁師をしているが、いつかこのような堂々とした家を持ちたいものです。』
悩みを忘れるために、海に入り亀の謝礼を受け取るつもりだった浦島であるが、半ば現実に戻されてしまったようだ。しかし、亀は浦島が思ってもいないようなことを口にした。
『あなたさえ良ければ、この竜宮の主となってくださいませんか?勿論私が考えている御礼とは別です。言うなればこれは要請…といったことでありまして。あなたのような慈悲深きお方に住んで頂ければ、私を始めとする深海国の従者や八百万の魚たちも満足するはずです。』
『お気持ちはありがたいのですが…私には年老いた父と母がおります。ここに住むわけにはいきません。』
『それでは、父上と母上にも丸薬を飲んで頂き、ここに共に住んで頂けばよろしいではないですか。』
『いえ…父と母は今ある家を動こうとはしないでしょう。貧しいながらも先祖代々受け継いできた土地と家です。その話には決して乗りますまい。』
『そうですか。まぁ、この館に住むといった話は一旦置いておくとして…今はただ助けて頂いたお礼をさせて下さい。』
それから浦島を待っていたのは、見たことのない豪華絢爛たる美味・珍味であった。加えて、擬人化した魚達による舞やあまたの如く繰り出される荘厳かつ今にも心踊るような舞曲。浦島がその一生をかけても味わえないもてなしの数々が幾日も繰り返された。
人間の感覚とはかくも難しきものである。あれだけ親孝行の精神を持っていた浦島であったが、気付けば3年もの時を、海中で…憧れた宮殿で…この生活を繰り返した。しかし、誰もこの時の浦島を責めるようなことは我々には出来まい。仮に我々が浦島と同じ生活を送った場合、そうならないという保証はどこにも無いし、極めて高い確率で同じ道を辿るであろうことは乳飲み子でさえも分かりそうなものである。
さもありなん。
むべあるかな。
浦島は、自らが置かれた状況に全く気付かないわけではなかった。しかし、この物語の主人公の心の奥底に眠っていた忌まわしき感情がここに来て覚醒し、浦島を海底に留め置かせた。
『子は両親を選べない。なぜ、私はこうも貧しいのか。人柄としては少しも憎むべき箇所は無いが、あの両親の元へ生を受けたばかりに今の私の境遇は存在する。仮に、このような宮殿に住まう御仁の元に産まれてさえいれば私の障害はまた別のものになったであろうに。』重ねて言うが、我々に浦島を責める資格はない。自らの身に置き換えた場合、浦島と同じ感情を抱くことは仕方のないことである。飽食の時代に産まれ、着る物にも住まう所にも困らない現代に生きる我々にとっては理解しにくい箇所もあるやもしれんが、貧しさとは人本来の慈悲深き感情をも蝕む。いくら親孝行者として知られる浦島とて人の子。ただ、それだけのことだ。故に我々は浦島を責めることは出来ない。

結論から言えば、浦島は深海国の主となった。
年老いた両親を捨てた…と言っていい。

そして、名を乙姫と名乗った。
この浦島が、お主らが知るところの乙姫…というわけだ。
冒頭でも述べた通り、人の風聞ほどアテにならぬものはない。浦島はやがて若い男性を自らの宮殿、つまりこの竜宮城に招き、手土産として玉手箱なる物を与えるのだ。乙姫となっても、浦島は結婚というものへの憧れを捨てきれなかったのだろうな。亀が何度も人間に捕まり、いじめられる点だけは我にも解せぬ。学習能力が無いといえばそれまでだが、もしかしたら若い男性を連れ込むための口実として、亀にわざと人間に捕まるよう命じていたのかもしれぬな。人間らしい、女人としての業がまだ残っていたと見える。

以上が、浦島太郎の真実である。



この『裏・浦島太郎(『浦島記 大幅改訂版』)は、私Oがまだ若かりし大学生時代に書いた、黒歴史とも言うべき『浦島記』を極めて大幅に加筆修正したものであります。日本語がおかしい個所があるかもしれませんが、もし発見しましたらご指摘下さい。
いやー疲れた。

先週の土曜日

O君のブログ、『【非公式】吉田豊を応援しています』でも述べられていましたが、管理人Hは先週の土曜
O君と福島競馬場に行ってきました。


福島開催は10月31日からなのでレースは行われておらず基本的に馬券を買うだけの日でしたが、二人で
行くのは初めてなので新鮮でした。そこまでヘビーな馬券購入者ではないのですがO君の買い方は参考に
なりました。当たる気がしないのでパドックを見て相馬眼を鍛えるという事をずっとやっておりまして、
流石に長く見続けていた経験があるのでそこそこ参考になりそうかなという感じです。


さて競馬の話題でもう一点はネット競馬の記事ですが、

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=103195


ここで紹介されているアルマンディンはPOG指名馬で、良血とか全然そんな事を考えずに馬体だけを見て決
めた馬だったので期待感が増しました。



ところで福島競馬場は気軽に行けるのでおすすめなのですが、いつかは府中競馬場や京都競馬場に行ってみ
たいなと思っています。

カラオケ5

カラオケで歌ったものです。

THE YELLOW MONKEYの プライマル。

やはりカラオケはほどほどにしてオリジナルをK君と作った方がいいのかなと思います。「どうしても歌いたい」と思えないと中途半端になってしまうのかなと。

今週の重賞

今週は3歳牝馬のGⅠ秋華賞があります。クラシックでないという言葉はあんまり意味がないんじゃないかなと
思うのですが、とにかく楽しみです。その前日に府中で府中牝馬Sがあります。まずはこちらから。O君が応援
するケイアイエレガント&吉田豊騎手とK君の応援するであろうシャトーブランシュは両方勝機があります。

・唯一の該当馬リメインサイレントは父ホワイトマズル、母父サンデー。ノーザンダンサーのインブリードで、
前走で約一年ぶりの勝利で重賞挑戦。多分クラスの壁がある馬なのかなと思いますが、早いタイムで走れるタ
イプなので、流れればもしかして。


秋華賞については既に紹介しているか、キンカメ、サンデー系の馬です。予想というか応援馬はココロノアイで
す。難しいかな?

雨降って地固まる

その市場は喧噪ともいうべき盛況ぶりで、多くの人で賑わっていた。
ここに、ある親子…つまり父と息子がいる(その外見から察するに、父の方の年齢は40代の働き盛り、息子の方は15歳位…といったところか)。
この親子はその貧しさゆえに日々の生活に窮し、ついに彼らの最後の財産というべきロバを売る決断に至っていた。どのくらい貧しいのかというと、日々の食事を確保するのが難しいくらいに貧しかった。身に着けている服も所々が破れており、彼ら2人を表す代名詞として“貧乏”以外の言葉が見つからない位に貧しかった。
その一家の妻(つまり、息子の母になるのだが)は、かつて国中に流行した病が原因で数年前に他界しており、家族というべき者は残すところ彼ら2人となっていた。貧しさは彼らを苦しめ、やがて2人の不和を招くようになり、口げんかや殴り合いが絶えない仲へと陥っていた。親が子を…子が親を殺してしまうことが、半ば日常茶飯事化してしまった昨今の社会情勢を体現するような親子の様子であった。

彼らに残された唯一の資産はロバであることは先に述べた通りである。
現金も随分前に使い果たしてしまった。
彼らの所持品についても、お世辞にも他人が金を出してまで手に入れたいと思うような物はないと言っても過言ではないであろう。周囲に発する体の臭いも、決して優雅なものなどではなく、ただ通りゆく人々の顔を不快な表情に変えるだけの異質なものであった。
やがて二人はロバを売る予定の市場に到着しようとしていた。

冒頭で触れた通り、市場は多くの人で溢れ、そこら中で売り手と買い手による取引が行われていた。ある者は骨董品を、ある者は装飾品を、そしてある者は見るからに俊敏に動くと思われるサラブレッドを売買し、どこか親子とは別世界のような光景が繰り広げられていた。人身売買などもこの時代はさも当然の如く行われており、別れを惜しむ間もなく、幼い我が子を商人に売り渡す甲斐性の無い親の姿も見受けられた。そう考えると、仲が悪いとは言われながらも貧しさに耐えつつ、息子をこの年齢まで育て上げたこの貧相な父の姿は見上げたものである。贅沢を言えば、より収入の高い仕事を探し、もう少し裕福な暮らしを築くことはできなかったのだろうか…と言いたくなるが、そこまでは追求すまい。世の中には格差がある。光ある所に影があるように、富める者がいれば、必ず貧しい者が存在する。格差があるから裕福な者に富が集まり、経済が循環し、末端までその富が流れ着く。それが社会の現実、いや摂理である。 ここで問題なのは、この親子がその経済循環の範疇を超えた貧困を抱え込んでいたことである。よって貧しさ自体に罪は無い。つまり父親にも罪は無い。

話を戻す。
そんな別世界のような光景であっても、この親子を知る者がいないでもなかった。
親子2人がロバを引いている様子を見て、彼らの顔をよく知る同郷の者がふと話しかけた。

『やぁやぁ、普段仲の悪い君たち2人が揃って珍しいね。しかし、君達は何故せっかくロバを連れているというのに、乗りもせずに歩いているんだい?なに?そのロバを売ろうというのか?しかし、考えてもみたまえ。そのロバを売るまでは間違いなく君達の所有物なのだから、今の段階では乗ろうと走らせようと、荷物を引かせようと自由ではないか。どうせ売るならそれまでは君達の自由にすると良い。』
父はなるほどと思い、息子をロバの背に乗せた。
仲は悪くとも血のつながった息子である。今後ロバに乗れる機会があるとも限るまい。せめて売る前だけでもロバに乗せたいという親心が彼をそうさせたのではないかと推察される。
『さぁ、息子よ、乗るがいい。』

息子をロバの背に乗せてしばらく進むと、また別の者が彼ら2人を見かけて叱りつけた。
『こらこら、いくら子供とはいえ、息子が楽をして親を歩かせるとはけしからんぞ。恥を知りたまえ。』と。
息子はなるほどと思い、父親とロバの背を交代した。思い返してみると、息子はついぞ親孝行らしいことを今までしてきていないと気付き、ふと恥ずかしい思いに至ったようだ。大人の階段を昇るとは、こういったことであろうか。

しかししかし、ロバはまだ二人の手元を離れない。
またしばらく市場への道を進んでいると、また別の者が現れ、
『おいおい、なぜ疲れた様子の子供を歩かせて、まだ老人にはほど遠い父だけがロバに乗るのだ。最近の親はこんなむごいことを平気でやりやがる。一緒にロバに乗ればいいではないか。』と話しかけた。親子のことを擁護するならば、この時の息子は決して疲れていたわけではないことを言い添えておこう。息子はただ自分だけがロバに乗り、父親を歩かせてしまったこと…加えて今まで親孝行をしてあげられなかったことを悔いていただけであり、その様子を道行くものが単に『疲労』と見誤ったのだ。
しかし、ここに来て妙に素直になってしまっていた親子2人はなるほどと思い、共にロバの背に身を預けた。

するとまた2人に意見をする者がいた。
この者はどうも動物愛護者らしい。なぜなら、
『こんな小さなロバに2人で乗って歩いているとは…。これでは重くてロバが可哀想ではないか。もっと楽にしてやりなさい。』と親子に詰め寄ってくるではないか。
さもありなん。
元より、今日食べる物にも事欠く二人に飼われた不憫なロバである。その体躯は貧弱で、立派であるはずもない。先ほどから親子2人を己の背に乗せたことにより、その表情は苦悶といおうか憤怒の様相を呈してきているのが見て取れる。
知らず知らずのうちに、最後の財産であるロバに甘え過ぎてしまっていたことを恥じた親子は、地面に降り、長らく与え続けてきたその負担を軽減すべくある種の奇行へと出てしまった。
『こうすれば楽になるだろう』
そう思い、ちょうど狩りの獲物を運ぶように、1本の棒にロバの4本の足をくくり付けて吊り上げ、担いで歩くことを画策し、実際そうした。
ここでも親子の擁護をせねば公平ではない。
今まで父親や息子のみがロバの背に乗るたびに、話しかける者それぞれが勝手に違うことを助言し去って行った。ついには親子共に乗ったが、それでもまた異なる者(動物愛護者)に苦言を呈された彼らに残された行為はもうほとんど無かったと言ってよい。勿論それぞれ違う者が言っていたことなので、再び一人ずつ乗ってみたり、引いて歩けばよかったのであろうが、この時の親子はどうかしていた。貧しさ、空腹、疲労のあまり、考える力が欠如していたこともその一因であったのかもしれない。

再び話を戻す。
動物愛護者は自分の助言が何か不可思議な方向へこの親子を走らせたことを認め、一瞬戸惑いはしたものの、間もなく目の前の親子の元を離れる運命のロバに対し、更に何か言うのも気が引けたため、もう関わらないことにした。
親子は動物愛護者の一連の所作・様子を見、先ほどの助言者がもう何も言わないことから自分達にはもう何も問題が無いことを自己解釈することでロバを担いで歩くことへの活力とした。

困ったのはロバである。
これではまるで、これから丸焼きにされるブタのようではないか。
人間と言葉を交わす術を持たないロバに、親子に対してこの非常事態を訴える方法は限られていた。
親子がロバを担いで市場の目の前にある橋まで来た時に、ロバは急に暴れ出した。暴れることで何かを訴えかけようと試みた。
親子は暴れたロバに驚き、手に持っていた棒を誤って離してしまった。親子の手から離れたロバが、川に落ち流されてしまうまで大した時間はかからなかった。人は死に直面した際に走馬灯を見るというが、この時こそが、この親子とロバにとってのそれであったのかもしれない。川に流されてしまったロバは間もなく命を失うであろうし、最後の財産を失ってしまった親子についても、息の根を止められたに等しい事態であった。

結局父親と息子の間に残った物は親子の愛であった。
物的な財産は失ったかもしれないが、最後の最後に2人は親子として、人として最も大事な物を取り戻したのかもしれない。
ロバはその契機となり、川面へと消えた。

~ イソップ物語 『ロバを売りに行く親子』より ~

菊人形も

二本松の秋といえば、提灯祭りが一番かも知れませんが引けを取らないであろう菊人形も名物です。今年は近頃お城山には「一夜城」など工夫を凝らしたものが出現したりしましたが毎年恒例の菊人形も既に見に行った人が沢山いるようですね。


今年は再来週に親戚が来るので一緒に見に行こうかなと思っています。去年はここでレポートをしたのですが、あまり写真を載せすぎると良くないのかもなと思ってレポートは程ほどにしておこうと思います。

今週の重賞(サウジアラビアロイヤルカップ)

今週は土日月と競馬があり、重賞も3つありますね。毎日王冠と京都大賞典でお腹一杯になりそうですが
サウジアラビアロイヤルカップという聞きなれない名称にも注目すべきですよね。このレースは


・ゴッドカリビアンは父ベーカバド(Danzig系)、母父フレンチデピュティ。Danzig、ノーザンダンサー
のインブリード。3戦目で初勝利した馬ですが、驚いたのはDanzig系でこれだけ代を重ねている事
ですね。


・コスモプロテアは父ジャングルポケット、母父マーベラスサンデー。ノーザンダンサーのインブリード
で、新馬を勝ちあがっています。強かったとしても評価は高くならないタイプですよね。


・クラウンスカイは父メイショウボーラ―、そして母がアオゾラという馬でその父がムーンバラッド。
ノーザンダンサーとDevil's Bagが母系のGlorious Songとインブリード。自分の小説でアオゾラという
架空の馬を登場させましたが、やはりその連想でこの馬の名前も「スカイ」になりますね。



・アポロジョージアは父ロッコウオロシ(その祖父がモンジュ―)、母父コマンダーインチーフ。
ノーザンダンサーのインブリードがありますが、もう一代あとくらいになるとノーザンダンサーの
インブリードすら生じないという事になりそうですね。新馬戦田辺騎手が騎乗し勝利。地味に
期待できるのではと思っています。




日曜の毎日王冠は実質ディープインパクトだけなので、紹介しようと思っても出来ません!!エイシン
ヒカリの走りには注目ですね。そして月曜日の京都大賞典はラブリーデイとワンアンドオンリ―、ラキ
シスというGⅠ馬がでますが、こちらもサンデー系と以前紹介した馬なので紹介する馬がいません。



うーん…。

祭りおわり

今年も一年のメインイベントとも言えそうな「提灯祭り」に行ってきました。3日間は天候にも恵まれ、地元のテレビで連日取り上げられるような具合でしたので良かったのではないでしょうか。

写真については後日K君の「Uターン」という小説に用いられる可能性がありますのでここでは公開しません。今年の「提灯祭り」として特別にした事は2日目の11時頃に市内に行ったのですが例大祭の主役とも言える神社に参拝してきた事です。祭りのときにはやはり元旦の時のように厳かな雰囲気で飾られていて、人は少なかったですが賑やかさとは対照的な静寂がありました。


その日は夜までじっくりと見ようと思っていたのですが、体力的に持たなそうだったので一通り見回って3時頃には帰宅しました。市内から少し離れている場所でも夜に囃子の音が聞こえてくる事があるようです。提灯祭りの歴史が載っている雑誌が2000円で売られていたり、普段はあまり目にしない小中高校の生徒が楽しそうに過ごしているのを見て「平和だなぁ」とぼんやり思ったり。


あとは350年続いた歴史を感じますね。地元の子供達は肌で感じて既に祭りでどうすればいいか分っているようなのが頼もしいですね。ただ厳密な意味での地元民ではない自分にとっては、若干祭りに参加しているという感じではない意識があります。まあその辺りも変わっていないところなのだなと思ったりしますが。

カラオケ4

時間があるとカラオケに行くんですが、今回は聴いてて落ち着けるように歌いました。キーは歌い易いところに合わせてます。

フジファブリックの 茜色の夕日

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1583280 という「baker」さんの初音ミクオリジナルのサウンド

ZARDの 時の翼

下川みくにさんの 南風


追記:

フジファブリックのSugar!!

『森の熊さん』

旅を続ける2人の旅人がいた。
性別はともに男。
一方はヨハン、もう一方はアルメロというありふれた名を持っていた。
2人の年齢は青年期に突入して何年か経っているので、いい大人と言って差し支えなかったが、特定の職業には就くようなことはしておらず、今流行の『自分探しの旅』などにうつつをぬかし、諸国を漫然と回っていた。

11月のある日。
2人はある大きな森の中の道を歩いていた。
森の入り口には『熊出没、注意!』と、注意を促す旨の内容が書かれた看板が立ててあったのだが、勿論自分探しに夢中なこの二人の視界には入ってなどいなかった。自分探しの終点がまるでこの森にあるかのような錯覚に陥りながら、二人は勇んでこの地へ足を踏み入れたのだった。

森に入り、一時間ほど経っただろうか。
二人の目の前の草木がガサガサと不意に動いたのだった。
すわ、小動物か?はたまたウサギやキツネ、タヌキの類であれば捕えて、近所の子供達に見せびらかして自慢してみせよう…などと二人の若者は思い立った。真の冒険者であれば、森の中で仮にウサギやキツネ、タヌキが目の前に現れた場合捕えて食料にしたり毛皮を剥ぎ取るなどの試みを行うはずなのであるが、そこは今流行の『自分探しの旅』であるから、若者達の頭にはそんなチャレンジャー精神は微塵も存在しない。

しかし、彼らの予想は見事に外れた。黒い大きな塊がのっそりと姿を現し、こちらの様子を伺っているようだった。
果たして、彼らの目の前に現れたのは、この森で一番出会いたくない相手…熊であった。

『…く、熊だ…』
『…お、おい…どうするんだよ…熊が出るなんて聞いてないぞ…』
(改めて言う、森の入り口に看板は立っていた。)

熊は見るからに食料を求めているようだった。
それもそのはず。今は11月。
冬眠を前にした熊は、この時期に過食をすることで食い溜めし、あらかじめ体内に脂肪を備えておくのだ。この冬眠前の食事こそが彼らのロングバケーションを支える重要なルーティンであり、儀式とまで言っても過言ではない。彼ら熊はここで何かを食わなければ冬を越すことは出来ない。そのため、この時期は食料を求めた熊が人里に降り、人間に危害を加えるといったケースも多発している。
それもこれも昨今の我々人間の食糧事情が必要以上に豊かになり過ぎ、飽食の時代へ片足を突っ込みかけていることも関係していると考えられているのだが、物語の進行を遮ることに繋がるのでここでは詳しくは触れない。

話を戻す。
現れた熊は、クマ界でジュンという名を持っていた。
先ほども述べたように、この時期の熊は冬眠に備えて食料を必要としているのだが、ジュンもその例外ではない。種族の存続という脈々と己らの遺伝子に記録され続けてきたこのルーティンに対して、ジュンもまた本能のままに従うだけであった。ここで食料を求めねば、この冬を超すことがその分難しくなるジュンにとって、目の前に存在する二つ肉塊はただ怯えるだけの、それでいて十分な栄養を持つ魅力的なものであった。

2人の若者のうち、1人(ヨハン)はすくみかけた足を立て直した様子で、彼らのすぐ近くにあった大木によじ登ることにより自分が熊の餌食になることからの回避を図った。
本人からすれば木に登れば大丈夫だ、と思ったに違いない。ジュンはそれよりも大きな木をへし折ったこともあったので、よほどその木を倒して登った男を喰らってやろうかと思ったが、空腹の上に少々面倒なので止めにした。
ふと視線を戻すと、ジュンの目の前にはもう1人の男がいた。見るからに逃げ遅れた様子で、どうやらこの男は、先ほど木に登った男に見捨てられたようだ。全く同情をしないわけでもなかったが、その哀れな男は急に立ち上がりそこから仰向けにバッタリと己の身を倒した。

『なるほど。これが人間が時折我々熊に見せる秘技・死んだフリか。』
ジュンは実際に目の当たりにした『死んだフリ』に少々の感動を覚え、ひとしきり逡巡した。
倒れる前に男が見せた、絶望と後悔、そして裏切られたことに対しての悲哀に満ちた表情がひどく印象に残った。しかし、ジュンは食欲という本能に逆らうことが出来ず、やはり人間を喰うことにした。そして己の口を目の前の自称・死体の首筋に近づけた。



パタパタ…。
アルメロは体を起こし、服や手足に着いた草や土、枯葉を落としていた。
登っていた木から降りてきたヨハンも、心配そうな顔をしながらアルメロに近づいてきた。
『危なかったな、アルメロ。心配したよ。怪我はないかい?』
『あぁ…。』
アルメロから帰ってきた返事には気力がこもっていなかった。
ヨハンはその返事の力の無さを、友人が九死に一生を得た事態を未だ呑み込めていないからであろうと解釈した。
『しかし、熊はてっきりお前の首を噛みきるものだと思ったんだけど、途中で帰ってしまったな。』
『あぁ…咄嗟に死んだフリをしてみたまでは良かったんだけど、それでも熊が近付いてきて、息遣いまで聞こえてきたからもうダメかと思ったよ。』
『でも、あの熊はお前に何か話しかけているような感じだったな。俺たちの前途が余りにも明るそうだから見逃してくれたのかもな、「今回は見逃してやるよ」的な?ははは…』
ヨハンは元気の無いアルメロを励まそうと茶化したつもりだったが、それはどうやら本当のことであったらしい。勿論、彼ら2人の前途を見越して熊が見逃した…ということに対してではなくアルメロの耳元で何か話しかけたことについて…である。
『あぁ、あの熊は言ってたよ。』
『へぇ、何を?「アイルビーバック」ってか?ははは…』
『ん~…惜しいね、それ。「危ない時に友人を見捨てて、自分だけ逃げるような薄情な相手とはもう別れた方がいい」って言ったのさ。』
『へぇ…最近の熊は随分親切というか…お節介なんだな。でもその熊の言葉がどうして惜しいわけ?』
『本当に親切な熊だよ。俺の命を助けてくれたばかりか、友人との付き合い方も教えてくれたんだからな。』
アルメロはそう言うと、すかさず先程までヨハンが避難していた木に飛びつき、高さにして5メートルほど登ったところからこう言った。
『…後ろ、見てみな。』
ヨハンがふと後ろを振り返ると同時に黒い影が襲いかかった。

~ イソップ物語 『熊と旅人』より ~

カラオケ3

またカラオケに行ってきたので公開できそうなものをアップ。


THE YELLOW MONKEYのBURN

Mr.ChildrenのUFO

フジファブリックの

Anthem

Bye Bye

バウムクーヘン

MUSIC

赤黄色の金木犀


ユニコーンの素晴らしい日々


中島みゆきの僕たちの将来


今週の重賞

秋のGⅠシーズン開幕です。メンバー的にスプリンターズSも盛り上がりそうな感じですね。とりあえず
土曜日のシリウスSから紹介します。トウケイヘイローが出走予定なのが興味深いですね。


・アメリカンウィナーは父Bernardini(ボールドルーラー系)、母父キングマンボの〇外。ミスプロと
ノーザンダンサーのインブリードはお約束という感じ。久々の重賞でどうか。


・アウォーディーは意外な事に〇外。しかも父がジャングルポケットで母父サンデ―(母がヘブンリーロ
マンス)。ノーザンダンサーとSpecialという母系のインブリード。いろいろなんじゃこりゃって感じ
ですが、掲示板までなら安定している成績も面白いですね。前走ダートで覚醒したレースを見て、
ますます面白いですね。


スプリンターズSは外国馬のリッチタペストリーを紹介するべきでしょう。


・リッチタペストリーは父Holy Roman Emperor(その父デインヒル)、母父サドラーズウェルズ。ノーザンダ
ンサー系×ノーザンダンサー系なので当然ながらインブリードが多い。そして香港、高齢、セン馬、短距離と
とても分り易い典型的な馬という気がします。これで勝つ事があるから馬券も難しくなりますね。


個人的に注目している馬はウキヨノカゼですね。地味に四位騎手が調子よくなっているような気がするのですが
、勢いで一気に頂点という事も。

ちょっとした夢

そろそろ二本松は「ちょうちん祭り」一色になってくるはずです。例大祭と言っても実質町の祭りと言ってもいいのですが、今年は長時間じっくり祭りの雰囲気を味わってこようかなと思います。


さて、「ちょうちん祭り」O君と共に始めたこのブログ、「その後で(仮)」→「スローペース症候群」のスタートラインとも言えます。実際2012年の祭りのある日にO君と再会しファミレスで「何かやってみよう」と一致したところからブログを立ち上げたのでその通りなのですが、あの日感じていた目標とするものに少なからず近づいているようにも感じるのです。特にK君の書いている『Uターン』という小説は、二本松をしっかり切り取っています。


そして最近創作をしていて考える事ですが、「自分達が良いと思える。そしてそれだけじゃなく…」というようなものを実際に残せるなら、それがある世界に生きている事を肯定できると思うのです。


小説は虚構ですが、「音楽」などについてはこの世界で目覚めている時に体験できるものなので、最近では「音楽」の方に魅力を感じていたりします。そこでこの頃微妙にですがカラオケの音源をアップするレベルからK君とそういう活動もし始めていると思います。もし、オリジナルで曲が出来るようだったら、それこそかなり達成感はあると思うのですが、どうせだったら何らかの意味で二本松の雰囲気を出すのもいいのかなと思ったりします。


ただ大切なのは三人の「ノリ」なわけでして、それこそもう少し普遍的な何かをメロディーに乗せて歌えるのかも知れません。ちょっとした夢ですね。

カラオケ2

カラオケだと吉井さんに加えて「フジファブリック」を歌う事が多いです。ただ、ちょっと力が入り過ぎてしまうのでちょっと出したい雰囲気にはならないというか。それでも「若者のすべて」は特に失敗もなく歌えているのでK君との相談でアップロードしてみることにしました。

カラオケ③


K君には時間をとって聴いてもらってありがとうと言いたいですね。
プロフィール

二人の管理人

Author:二人の管理人
ブログには珍しく二人の管理人で更新してゆくブログです。

二本松のこと、競馬のこと、これから手探りで何かを
やってゆこうと思っています。




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