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スローペースで、二人で出来る事を模索しながら。二本松、競馬、などなど。

POGドラフト定刻まであと少し。

近藤さん達の落ち込んだ顔が全てを物語っている。
ダービーが終わった。
今年のダービーを勝ったのはワンアンドオンリーという馬だった。
僕らが所属するPOGグループ『お願いだから出遅れないで』は総勢15名。
しかし、その誰もがシーズン当初ワンアンドオンリーを指名してはいなかった。
今をときめくハーツクライ産駒であるが、メンバーはディープインパクトやキングカメハメハの産駒を中心に指名していたらしく、冒頭の状態に至っているわけである。
『今回はウチのグループからダービー馬出せなかったなぁ』
『…やっぱり自分でなくてもグループからダービー馬を出すと気持ちのイイものですか?』
『そりゃそうだよ、毎年数千頭デビューする中でダービー馬になれるのはたったの1頭だからね。』

間もなく新シーズンのPOGドラフトが始まろうとしている。
僕も高崎もカゲさん(最近喋り慣れてきて、僕もちゃっかりそう呼んでいる)も何頭かの指名候補をリストアップし臨もうとしている。

リーダーの近藤さんは言う。
『こう毎年やってるとね、このドラフトが一年で一番楽しいんだよ。メンバー内で色々駆け引きをして好きな馬を指名し、指名され、また一年が始まるのさ。』

『おい盛岡、お前何頭位リストアップしてきたわけ?』
『え…やっぱり他の人達とかぶることも考えて50頭位は…』
『なに!俺なんて15頭位しか候補に挙げてないよ!ちょっと見せてみろよ、盛岡!』
『高崎君は大丈夫だと思うよ、君は筋金入りのマイナー血統保護者だからね笑』
段々と僕と高崎、カゲさんによる三人での会話も様になってきた。近藤さんにも
『お前ら、いつの間にそんなに仲良くなったんだよ』
などと呆れられていた。

今回のPOGドラフト、最大の話題は新種牡馬ハービンジャーの取捨であろうことは全員が認識している。
いわゆるサンデーサイレンス系の種牡馬が日本競馬に君臨し続けている今日、それは繁殖牝馬の多数にサンデーの血が入っていることを意味し、それはやがて血の飽和へとつながる恐れもある。
今の生産者に残された道はいかにサンデーの血が入っていない繁殖牝馬を用意するか、種牡馬を用意するかと言っていい。そういった背景もあることから、欧州から輸入されサンデーの血が入っていないハービンジャーに集められた期待は小さいものではなく、各牧場の期待の繁殖牝馬に種付けが行われた。

『高崎、カゲさん、僕は今から宣言しておく。1位指名はシーザリオの12でいこうと思っているんだ。』
『シーザリオの12か。エピファネイアの弟、父は話題のハービンジャーだったよね。』
『盛岡、お前大丈夫か?もうちょっと堅実にディープとかキンカメの産駒で攻めた方がいいんじゃねぇの?』
『最初は僕もそう思ったんだけどね、やっぱり競馬はロマンありきのものだし、ちょっと賭けてみようと思うんだ。それに色々勉強して感じたんだけど、結局サラブレッドは繁殖牝馬が優秀かそうでないかが大事なんだよね。そう考えるとエピファネイアを出している実績は申し分ないし、他に誰も指名しなければ二順目でダンスインザムードの12も指名したいと思ってるんだ。』
『ダンスインザムードの12も父ハービンジャーだったね。仕上がりもそう遅くなさそうだから僕も狙ってはいたよ、うん。』
『そんなもんかねぇ。まぁ俺はマイナー血統で攻めるからお前とかち合うことは少なそうだけどな。ただ、そんな俺でも最初はディープかキンカメで攻めようかなとおもってるよ。ロマンだけでポイントは稼げねーもん。』
『それは人それぞれの考えだよね。盛岡君も高崎君も自分の色があってうらやましいよ、僕の場合はロマンと言っていいか分からないけど、自分が一番競馬に熱中していた頃の馬を中心に考えてしまうなぁ。』
高崎は聞く。いつの間にかタメ口になっていることも忘れて。
『へー!例えばどんな馬なの?』
カゲさんは気づいていないのか、はたまた気づいても高崎に関しては諦めているのか分からないが普通に応える。
『僕らの年代でいうとやっぱりスペシャルウィークとかセイウンスカイとかエルコンドルパサー、グラスワンダーとかかな。』
『その世代って軒並みレベル高いって話ですよね。他にどんな馬がいましたっけ?』
『あとはエアジハードとか、キングヘイローもそうかな。僕の友達で異常な位にキングヘイローを応援していた奴がいたっけ。懐かしいなぁ。ていうか、君達は去年のオルフェーヴルに騒いだクチだと思うけどエルコンドルパサーとか知ってるわけ?凱旋門賞で2着に入ったんだよ。』
『う~ん、確か動画で見たことあるな!なぁ盛岡!』

カゲさんの話は非常にタメになる。
脳内限定とはいえ、他人にあだ名をつけるという変わった癖を持つこの人生の先輩を見る目が僕は少しずつ変わってきているように感じている。気になることといえばいつの間にかカゲさんにタメ口を使うようになっている高崎の並はずれた馴れ馴れしさと、キングヘイローを異常なほどに愛するカゲさんの友人の存在である。

とにもかくにもPOGドラフトは開始に定刻を迎えようとしている。
ドラフト会場でもある近藤さんの店に少しずつメンバーが集まり始め、僕達(少なくとも僕は)は緊張し始めていた。
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第三の男・景山某

『どうも、影山です、宜しくお願いしますね。得意なことは人にあだ名をつけることです。でも脳内変換しているだけなので基本的に人畜無害な男ですよ。』
影山某は見た目通りおとなしい感じの口調で僕たちに話しかけてきた。
ふむ、人は第一印象でほぼ全てが決まるという。今のところ彼の印象は悪くはない。
が、それでも人見知りの激しい僕はまだなんとなく落ち着かない。
でも良く言えば人懐っこい、悪く言えば馴れ馴れしい高崎は既にいくつかの質問を景山某に投げかけている。

彼らのちょっとした会話を総合すると、景山某は社会人、俗に言うサラリーマンのようだ。
そして彼の面白いところは自己紹介で触れている通り、出会った人にあだ名をつけること…らしい。
『そんなの珍しいか?』という疑問を抱いた方もいらっしゃるだろうが、そこは最後までちょっと僕の話を聞いてほしい。彼の面白い習癖は『競走馬の名をあだ名として用いること』なのである。
例えば、“出来のいい兄と更に出来のいい弟”の兄弟には『アグネスフライト、アグネスタキオン』といった具合である。
景山某は終始黙りこくって話を聞くだけの僕に話しかけてきた。
『…僕、自分の席に戻った方がいいですか?』

『いやいや、こいつはちょっと人当たりが悪いだけなので気にしないでイイですよ!景山さんが席を移す理由がありません、こいつのことは置物だと思ってあまり気にしないでください!ていうか、席を移るのなら愛想が悪いこの盛岡の方ですから!』
高崎の言葉に絶句する僕であるが、さすがに今回ばかりはこちらが失礼だったかもしれないと思い、僕は一生懸命に弁解する。
『あ、すみません、ちょっと考え事をしていましたので…ハハハ…。』
高崎は更にたたみかける。
『お前さ~、いつまで“人見知り”なんて逃げ道に頼ってるの?来年から社会人なんだからちょっとは処世術学んだら?そんなことじゃ、この先生きていけないよ?好きな人とばっかり仕事はできないんだからさ。あ、カゲさんのことが嫌いとか、そういう話ではないですからね、気にしないでください、カゲさん!』
『わ、分かってるよ!景山さん、すみません』
彼ら二人はもう打ち解けている様子だ。高崎はあろうことか、出会って数分で景山さんのことを『カゲさん』などと呼んでいる。恐れ入った。
謝ってはみたものの不安なことこの上ない状況だ。景山某は恐らく人見知りの僕に対してきっと馬具が必要不可欠な競走馬の名をあだ名としてつけているに違いない。

まぁ、結果からいうと景山さんと僕も最終的に何とか打ち解けることはできた。
今シーズンのPOGは終盤を迎えている。
今週末のダービーをもってひとまず一つの終止符が打たれるわけであるが、すぐさま新しいシーズンは始まる。僕と高崎に加えてカゲさんも結局6月からPOGに参加することとなった。

出会いは唐突に

POGの準備期間を有意義に過ごしている僕たちは、日々の競馬についても余念がない。
と、いうよりもPOGが頭から離れず、今までよりも研ぎ澄まされた感覚で競馬を見つめられている。

年明けから今(4月初旬)に至る約3カ月の間だけでも、競馬界には色々なことがあった。
競馬を知らない人には『なんのこっちゃ』という位の些細な話題にしかならないであろうが、およそ僕らのような競馬に狂わされている人間からすれば『ほほぉ…』と唸るようなことばかりだ。
しばらくはPOGを忘れて、僕と高崎の馬鹿な競馬話にお付き合い願いたい。

春。
競馬ファンはこの季節を待ち望んでいた。
野には花が咲き始め、様々な生き物が本格的に行動を始める。
我々人間に目を移してみると、学生や社会人にとっては環境が今までとガラッと変わると共に出会いと別れが交錯する。
僕と高崎はすっかり例のスポーツバーに入り浸っていた。
中央競馬が行われる週末、その日に行われたレースや有力馬に対する己の見解についていつも通り言い合っていた。
『次週は桜花賞だよ。ついに今年もクラシック戦線が始まると考えると身震いするね。』
『そうだな、ミーハーなお前はハープスターをどうせ推すんだろうが、俺は穴党を貫き通すぜ。』
『まぁ、競馬に絶対は無いけれども今回ばかりはその考えは通用しないんじゃないかな?』
『まぁ、今に見ていろよ。後で悔しがるのはお前の方だ!』
いつもこういった調子である僕たちに、新たな風が吹き入れられた。
その風は、スポーツバーのマスター・近藤さんによってもたらされることとなる。

『君ら、いつも同じ内容の会話ばっかりだね。聞いてるこっちが退屈してくるよ。たまには違う話とかできないの?』
いくら通いなれたバーのマスターであっても言って良いことと悪いことがある。僕は少々ムッとして言い返そうとしたが、高崎はこう言った。
『全くです。盛岡の話にいつも調子を合せている俺の苦労にようやくマスターも気づいてくれましたか!やはり人間相手にお仕事をしている人は違いますね!』
話にならない。人間の歴史は裏切りが4割である。
しかし近藤さんはそんな僕の感情に気付かないのか、続けて話を続ける。
『あちらの隅っこの方で飲んでる彼も競馬好きなヤツだよ。影山君っていったかな?年齢は…君たちよりもちょっと上くらいかな?社会人みたいだしね。まるで素人が書いた小説のような会話をしている君たちにはちょうど良い刺激にもなるだろうから紹介しようか?』

余計なお世話である。
少々機嫌が悪くなった僕は瞬時にそう思った。
ただ、そんな僕を尻目に『人懐っこい』ことが唯一にして最大の長所でもある高崎は近藤さんの提案をすぐさま受け入れる。
『是非!!違う競馬好きの話も聞けば色々と勉強になるぜ!ましてや社会人ならな!』
そうして近藤さんの仲介で、その影山某が僕らの座るカウンターの隣に移動をしてきた。

これが僕らのある種運命の出会いになろうとはこの時誰も予想は出来なかった。

雑草の内に秘めたる強さの由縁

こんな夢を見た。
POGで自分が指名した馬がダービーを勝っていた。その馬は今をときめく流行血統の結晶であり、ダービーを勝ったことでその馬にも、そして自分(POG的に)にも明るい未来が待ち受けていた。

こんな夢を見た。
世間からさしたる注目を浴びていない馬がいた。
血統背景たるやそれほど見栄えをするわけでもなく、その前評判は当然の帰結であった。
しかしその馬が無事にデビューを果たした。

僕と高崎は年末年始にかけて互いに見た夢を話し合った。
※ちなみにこの場合の“夢”というのは、純情可憐な少年少女が将来就きたい職業や達成したい目標(且つその達成には相当の努力・運・先天的才能が必要とされ、そのほとんどは達成できずに終わる)などではなく、単なる睡眠中に見た“夢”である。

『よくよく考えてみたんだけどね、いや、よくよく考えなくても分かるかもしれないんだけど…』
『なによ?』
『POG指名馬って無事にデビューしたり、故障しないことも大事なのかもしれないよね。』
『それってPOGに限ったことじゃなくね?“無事是名馬”とか言う位だし。』
『まぁ、そうなんだけど…年末に偶然あの近藤さんに会ってね、POGサークル内で下位に沈んでいる人の話を聞いてみたんだ。』
近藤さんの話では、下位に沈んでいる中で特に悲惨な人というのは『馬が出走しても勝てない』のではなく、『選んだ馬が出走すら出来ていない』という状況であるそうなのだ。勿論ダービー後から翌年のダービーまでの一年間という限られた期間がある中で、出走すら出来ないというのは一人10頭という枠の幾分かを無駄にしているといっても決して過言ではない。
『故障に強い馬も大事だし、何よりダービーまでなんだから俗に言う成長が早めの馬を多く揃えないとダメなんだよね、きっと。ダービーの後にいくら勝っても1ポイントにもならないんだから。』
『そう言われればそうだよな。』



年が明けて早々、3歳馬による重賞レースである京成杯が先日行われた。
昨年のダービー直後、まさか地方馬が勝つなどとは誰も思っておらず残念な結果になった方が多いと思う。

詳しい事情は知らないが、至極残念な物言いで友人の高崎は僕にこう愚痴った。
『ていうかさ、この間の京成杯、なによ!?プレイアンドリアルが勝っちゃったじゃん!』

『マイネルの総帥が大絶賛していた馬だからね。普通に強かったし。でもデュランダルの仔が2000m走って勝っちゃうんだからねぇ。』
『でもよ、デュランダルってそこまでバリバリの短距離馬を産駒を出してるイメージ無いんだけど?』
『エリンコートとかフラガラッハのイメージが強いんだろうね。競走馬の血統というのは単に父や父の系統だけでは計りきれないところがあるものだよ。俗にいう母系から伝わってくるものも度外視できないわけで。POGをやる上ではこの母系に焦点を当ててみるのも面白いかもしれない。母の父がティンバーカントリーなのもプレイアンドリアルのスタミナを支えている一因だと僕は見ているよ。』

良血馬が勝つのが競馬の醍醐味ならば、そういった馬たちを負かすマイナー血統の出現もまた醍醐味の一つであると言える。楽しみ方は千差万別、十人十色。
まだまだPOG新シーズン開幕まで時間はあるため、この二人の勉強は続く。


※最近読んだ夏目漱石・著の『夢十夜』という作品の冒頭をパクって(良く言えば引用)います。

心配性は色々何かとよろしくない

『鉄は熱いうちに打て』
とはよく言ったものである。
競馬(POG)について興味を抱き始めた今だからこそ、それらについて学ぶべきだと僕と友人の高崎は考えが一致している。
近藤さんの店からの帰り道、僕達は最近の大学生よろしく安い安い居酒屋に立ち寄って適度なアルコールを摂取しながら競馬談議に花を咲かせることにした。
近藤さんの店でそのまま飲んでもそれはそれで良かったのだが、なにぶん始めてのお店は緊張してしまうため、先の決定に至ったわけである。


僕は近藤さんから受けたルールの盲点を突こうと思っている。
『同一種牡馬の産駒は5頭までかもしれないが…あくまでも系統の縛りではない。極端な話さ、ディープインパクト産駒、あとは母父メジロマックイーンのステイゴールド産駒を数頭取っちゃえば、ある程度の勝ち星は見込めると思うんだけど。実際の馬主と比べてリスクが少ないから自分の好きだった馬の子供を選ぶのも一つのやり方だとは思うんだけど、いくらゲームとはいっても勝ち負けにこだわるのであれば、やっぱりサンデーの血は利用するべきだと思うんだ。他にもネオユニヴァースとか、ハーツクライとか、フジキセキとか、ダイワメジャーとかさ、いわゆるサンデー系に対する選択肢は今や無限大と言っていいほどさ。』
元来僕はお喋りなタチではない。
自称『先祖は武士だった』と言って憚らない両親・祖父母の“男は寡黙に物事に励むべし”、という古き良き教えを受けて今に至っているわけであるが、まさか彼らの期待する僕という存在が現在競馬にのめりこんでいるとは夢にも思うまい。そんな僕がこれほどまでに饒舌に話しているのはアルコールの力を借りているだけではなく、やっぱり大好きな競馬のことについて語っているからだろう。

高崎は普段から本来の僕を知っているだけに、今酒を片手に競馬について熱く喋っている武士の末裔(自称)を見て目が点になっている様子だ。そう、まさしく目が点になっている。目が点になるというのはこういうことだ、という好事例を自らの顔をもって示している。そして、
『お、おう…』
という反応の後に二の句を継げないでいる。
そこで僕はマリオの無敵状態ばりの饒舌さですかさず訴える。
『でも君はアレだろ?僕は知っているんだ。君は俗に言う天の邪鬼というやつなんだよ。本当は自分も時流に乗りたい。乗りたいのだが、他人と同じというのはなぜか許せないのだよ。だから他人とは違う道を敢えて選ぶ。そしてそれがカッコイイとちょっと思っている。違うかい?』
『お前、ちょっと飲み過ぎじゃないの?まぁ、当たってるけど。』
高崎は弱々しい声で肯定ともとれる反応を示したまま、数分黙り込んだ。

しまった。
これは言い過ぎただろうか?
いくら本当のこととはいえ、人には言っていいことと悪いことがある。
他者には触れられたくない琴線を誰もが持ち、人はそこに立ち入られることを拒むものだ。
僕は酒に酔った勢いで高崎のそういった部分に知らず知らずの内に入ってしまっていたのかもしれない(しかも堂々と土足で!)。
その兆候は確かにあった。
心のどこかで僕は高崎を下に見ていたフシが僅かながらにあった。確かにあった。その雰囲気といおうか、空気といおうか、適当な表現が今は思いつかないのだが、そういったものを高崎もしばらく前から感じ始めていたのかもしれない。
流石の僕も彼の沈黙が続くと焦り始めた。
暖房が効いているとはいえ、12月という時期に僕の額や背中に汗が流れた。
無論暑いからなどではなく、“冷や汗”というものだ。


やっと高崎は話し始めた。
『お前って面白いな。競馬のことになるとそんなにも熱くなれるんだな。しかも説明聞いたばっかりなのにもう産駒を選ぶ…基準?指標?っていうのをもう考えてるだもんな。』
『お前の言う通り、俺は天の邪鬼かもしれない。ひねくれ者という言い方も合っているかもしれない。たださ、勝ち負けはやっぱり大事なことなのかもしれないけどさ、それと同時にPOGは読んで名の如くゲームでもあるわけだ。だから俺は極論を言うと来年のPOGは敢えて負けてみてもいいのではないかと思う。勿論選んだ馬が予想以上に走って最終的にダービーとか皐月賞を勝つことに越したことはないさ。でもそれは一時の勝利なだけであって、サンデー血統取捨選択戦法みたいなので何年も続けて勝ち続けていくことは難しいと思うんだよな。やっぱり負けて始めて掴めることもあると思うんだよ。』
『よく言うだろ?“この敗退は明日への前進なのである”ってさ。』

『お、おう…』
僕はまるでアホのように数刻前に彼が口にしたことをそのまま言ってしまっていた。
やはり僕の心配性は病的なようだ。
そういえば彼もかつて僕にこう言っていた。
『お前は心配性過ぎるんだよ』と。
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二本松のこと、競馬のこと、これから手探りで何かを
やってゆこうと思っています。




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