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スローペースで、二人で出来る事を模索しながら。二本松、競馬、などなど。

10月9日

O氏にあの白紙に近いページを見てもらったが、今のところ、あれが我々が有しているものだろう。タイトルしかないページ。O氏も頭をフル回転させてアイディアを練ってくれているところ。



ところで私は、このアイディアを練る『時間』、そのものに魅力を感じている。


私は一つ考えた。つまり、やることは何でもいいし、話題は何でもいいのである。とにかく、話が膨らみさえすればいいのだ。そして、この雰囲気のなかでそれを醸成してゆけばいい。



だが、膨らむ話は何だろう?結局それは全てが行き着くところ、それは…



言いかけて辞める。



その代り私は、空白のページに何か一言を付け加えることにした。
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10月6日②

Oの希望も分るのだ。だがスピスタ市という空間が成り立ったのは長い時間をその活動に費やせるという条件があったからだと私は考えている。おそらく、今後何かを行うとしたら、そうもゆくまい。

だが私は二日前ファミレスで話した、スピスタ市よりははっきりしたものではないかも知れないが、活動の拠点になるような最小限の何かなら創れるし、続けてゆけるのではないかと思った。時代に逆らってHPでも作ればいいのだろうか?だが、他の方法はないだろうか?


私は考えたが、あまりピンとくるものがない。何故なら、ソーシャルサービスは広がりがあり過ぎてしまえば他者を気にして内輪のネタを使えなくなるし、発言を気をつけなければならない。そしてHPもかなり気合が入ったものを作らなければならないような気がしてしまうのだ。


既存の何かでは大きすぎ、新しく作れるものでは貧弱すぎる。


これはまさに我々が向き合っている現実の写しではないだろうか。中間のものがあった時代…そこそこのものでも十分活動になっていた時代。既にそういう時代ではない。今やブログ以上でなければ、何も始まっていないと見なされてしまう。



いや…だがもしかすると。


私は考え直す。仮にHPを作るにしてもスピスタ市以下の最小限の機能しかないものすれば良いのではないだろうか。つまり殆ど何もないのだけれど、妄想的にあたかも「そこに何かがあるように」振る舞う事によって、つまりそれを象徴にして可能になることがあるのではないだろうか?例をあげれば、それはお菓子のオマケのようなものである。しかし、そのオマケから妄想出来る事はきっとある。つまり我々は、設定を考えれば、それが十分なカタチをなしていなくても十分に何事かを妄想できるのである。



…ということで、私は何も考えず、ほとんど白紙のHTMLファイルを某所にアップした。そしてこのブログを立ち上げた。

10月6日①

友人Hの反応は悪かった。
妄想では確かに弱い、分かっている。
分かってはいたが、心のどこかでまだ『スピスタ市』に未練に似たような感情があったのだと思う。


そもそもスピスタ市が一時でさえ繁栄したのは市長の功績でもなんでもなく、影から支えてくれていた友人Hのマネージメントと友人Kの言いようのない何かがあったからだ。

別にどちらが上、下など決める必要もないが、今回はHの助言に従ってみようと思う。

とはいえ、俺も今や一児の父。
週末は家族サービスに使いたい旨をHに申し出、家族の下へ片道300キロの道を行くことにした。

10月4日③

「妄想力…」


友人Oは言った。なるほど。我々が現実を知り、現実に追われ、現実に埋もれて失いかけているもの、それは『妄想』する力なのではないか。妄想力とは、現実を一度忘れる力である。現実に適応するだけではない。それは現実を相対化し、現実にないものを(もしかしたら)もたらす力でもあるのではないだろうか?


だが具体的に何を妄想したらいいのだろう?私は思考し始めた。これは妄想内容を思考するというとても奇妙な状況だ。そこで私は一つ閃いた。この現実をすこしズラしたパラレルワールドを妄想すれば良いのではないかと。例えば今このファミレスで会話している時間から分岐するような世界だったら…。しかし、何故だろう私は強烈な既視感に襲われて、その案を却下する事にした。Oはそれで良さそうな気がすると言った。けれど私は、そうすると、話が非常にややこしくなるような予感がしたのである。



私はアイスコーヒーをお替りした。時計は7時を回ったところだった。随分喋った気がするのだがあまり時間が経っているように感じられない。


「妄想の力か。それが上手く行けば『スピスタ市』のようなちゃんと仮想空間に存在する場所になるけれど、今はあの時と違うからね。かといってブログで出来る事も限られてしまうな…。このご時世に出来る事って確かに妄想くらいなんだけど、それじゃあ虚しいな、何かの形にしたい。」



私はここでOとの考えの相違を考慮し始めた。Oは、何か『スピスタ市』的なもののリバイバルを求めているのではないか?それに対して私は、この会話の状況が続いたところにあるリアルな対話を求めている。これは片方はより妄想度が高く、片方は妄想度が低い、ということを意味する。妄想度の高い方は、語り易い反面、世界が成り立ちにくい。妄想度の低い方は実現性が高くリアリティーがあるが、リアルと同じような責任感を伴ってしまう。



では…その中間ではどうだろう?そこそこ実現可能で、そこそこリアリティーがある何か。そこそこ実現可能だから、現実でもそこそこ妄想で補えば理解できること。イメージとしては…スーファミからプレステ…あたりの再現率。どれくらい現実をデフォルメして理解するか…。


私はOと相談してみることにした。

10月4日②

しがないサラリーマン道まっしぐらの自分に向かって友人Hは言葉を発した、『何かやらないか』と。

なるほど。
何かに飢えていたのは事実だ。

だが、その何かを掴めていなかったのもまた事実だ。


忘れはしまい…かつて俺達は架空の都市をネット上に設け、その中で毎日詭弁を論する事に明け暮れていたのだ。
一応、発起人という事もあり、俺が市長に就任した。幸か不幸か、都市運営を軌道に乗せてしまった事で、阿呆極まりない素人市長は形ばかりの議会を牛耳ることで、『人口1.5倍計画』を発令。意味不明の勢いに乗り、瞬く間にその人口を2人から3人に増加させることに成功してしまったのだ。

『スピスタ(この都市の名前www)市民でなければ人ではない』そんな言葉が町中を駆け巡り誰もが永遠の繁栄を夢見た。

成功の中である者は存分に哲学を語り、ある者は大学の必修科目である物理学の単位を落とし、ある者はあろうことか恋愛を成就させるに至る。

思うところがあり、これ以上は語らないが、俺は過去の栄冠と成功に支えられ、今は半ば死に体の身となっていた。

そして決心した。

いや、海賊王じゃなくて…

再びHと立ち上がることに。

何もかも失った中で唯一手元に残っていた、『妄想』という、リーサルウエポンを手に。
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ブログには珍しく二人の管理人で更新してゆくブログです。

二本松のこと、競馬のこと、これから手探りで何かを
やってゆこうと思っています。




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