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スローペースで、二人で出来る事を模索しながら。二本松、競馬、などなど。

競馬観戦

競馬ネタというのは分る人にとってはとても共感できるが、門外漢には全くもって暗号の
ような何かであるかも知れない。ディープインパクトやオグリキャップ、ハイセイコーくらい
になれば日本の人なら「馬」だと認識するだろうけれど、実際に質問してみたことがあまり
ないから、逆に今の人はハイセイコー辺りは怪しくなってくるかも知れない。人気雑誌で
連載していた『マキバオー』の方が知名度があるとして、現実の馬とごっちゃになって
しまっているという可能性も否定できない。


そもそも馬の名前は慣れていれば人の名前よりも簡単に覚えられるが、一般的には人の名前
の方が優先されるのだから、英語やフランス語、その他いろいろな言語から言葉を引っ張って
きて日本的な響きがある冠名と合わせて命名された9文字以内の名前を『覚えやすい』と言う
にはやや困難だろう。とにもかくにも区別するのが難しい馬の名前を、短い実況の中で連呼
されるようなレースで興味ない人は何を感じるか、というのは想像に難くない。


『なんか退屈だな…』


これは競馬にまったく興味のなかったある友人に直接告げられた言葉である。『わけわからない』
とも言われた記憶がある。その友人を無理矢理洗脳して騒いでいた今となっては苦い記憶が
あるのだが、その彼は今も競馬を見たりしているのだろうか?何か人生の糧になったのだろうか?



そういう事を振り返っている余裕もなく毎日は進んでゆき、競馬もいつの間にか夏競馬が
始まっている。地方のローカル競馬場というと競馬ファンの間のネタとしては、一種の
名物のようなもので、毎年この時期にわざわざ遠くから競馬場に足を運んでくるファンは
一体どのくらいのお金を地方に落としてゆくのだろうか?野暮な疑問だけれど、社会人
として、経済活動には関心がある程度ある年齢になってくると、幸福にも競馬場のある我が
地方の経済を少しでも潤っているなら、競馬もただのギャンブルというだけでない意味を
そこに見出す事もできるようになる。



さて夏競馬とはいうものの、一つの競馬場での開催は一か月弱である。だから少しは計画を
立てて意識的に動かなければ一度も生で観戦できないまま閉幕してしまう。色々自分から
行動するようになった今年は是非ともこの機会を有効に利用しようと思っていた私は、
行動の中で思わぬ出会いとなった大学生の二人にこんなメールを送信していた。


『もしよければ今月の開催を見に行かない?』


私の大学時代の記憶に照らし合わせれば、就活前である程度夏休みの期間は余裕がある。既に
二人は競馬場慣れしているからほとんど問題はない。そしてどうせ行くなら、重賞のある日が
良いと思ったので、日付もメールに具体的に記しておいた。



(続きはあとで)
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二歳馬選択

POGの馬選びにはかなり悩んだ。ある程度こだわりがあるとはいえ、ロマン枠では
セイウンスカイ、エルコンドルパサーあたりが血統に入っている馬を狙おうという
ところまでは決めたのだが、それ以上となると好きな馬ではアグネスタキオンと
ハーツクライ、カンパニーあたりなのでそれだけでは絞り切れない。ゲームで上位
に食い込むにはある程度血統度外視で良血や評判の馬も選択したほうが良いのだが
、実際のところ私は走りそうな馬というのが良く分からない。


ただ一般的な知識としてだが私は最近「牝系」というものに注目している。有名
なのがダイナカール、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴという連なりである。
そしてロゼカラー、ローズバド、ローズキングダムのいわゆる「薔薇一族」も
忘れてはいけない。名牝は強すぎると子供に恵まれないという事もありそうなの
だが、名牝から名馬が生まれる事は確率的に多いように感じる。


牡馬に対するこだわりとは別に、牝馬も好きな馬はいる。騎手を応援していた
関係でローズバドやカワカミプリンセス、98世代ならファレノプシスなど
はどうだろうか?検索してみると、カワカミプリンセスとファレノプシスの
子供はいるようである。狙い目だ。


ところで、母父セイウンスカイで調べていると、その父がアグネスタキオンの
アドマイヤオーラの産駒で母がセイウンスカイとニシノフラワーの子のニシノ
ミライという血統の馬が出てきた。これは私的に確定である。



5頭を選ぶとしたら一頭はまず母父セイウンスカイのこの馬で、カワカミプリンセス
、ファレノプシス辺りの子供と、父ハーツクライ、母父エルコンドルパサーの
馬を狙ってみようかなと思っている。ただ、父ハーツクライは選びきれないし、母父
エルコンドルパサーもしかりである。他の人の選択もあるだろうから、ある程度
幅を持たせて、キングカメハメハとかを視野に入れておく必要もあるだろう。

浪漫競馬

バーで近藤さんに紹介してもらった二人の学生はどちらも面白そうな人だった。
POGの話を聞くとそれぞれにこだわりがあるようで、私の事を親しげに『カゲ
さん』と呼んでくれた高崎くんはかなり情熱をもっているようで、物事冷静に
分析するというよりは勢いとロマンで決定していそうにも見えた。まあ一言で
言えば若さがあるという事なのだが、私に足りない何かを持っていそうな人でも
ある。一方の盛岡くんは、人見知りするところがあるのか少し緊張していた
ようだが、突っ走りがちな高崎くんをフォローしたり競馬でいえば「手綱を握って」
いるのは彼らしいというのは二人の関係を見ていて思った事だ。


二人が私よりも少しばかり若いというのは事実である。私がPOGの馬選びで
「ロマン枠」を私の青春時代でもあった98年世代、つまりスペシャルウイーク
、セイウンスカイ、キングヘイローの三強にグラスワンダー、エルコンドルパサー
を加えた強烈な布陣となっていた世代に関係する馬を選びたいという気持ちが
あったのとは対照的に、現在学生の二人はもう少し最近の馬の方に関心が寄って
いるようである。彼等にとって昨年のオルフェーヴルの凱旋門2着は凄い出来事
なのは凄い出来事だが、既にそれくらいのレベルに達しているというのが当たり前
なので、今年凱旋門賞に挑戦するという話になっている馬たちのの話題になった時に
、ちょっとだけ『エルコンドルパサー』の話題をふったところ盛岡くんが、


「ああ、居ましたねエルコンドルパサー。動画で見ましたよ」


と答えときに、私はひそかに『そうか、いまは動画で知ってるんだ』と感心した。
高崎くんの方は、

「エルコンドルパサーって子ども活躍してるっけ?」

と盛岡くんに聞いていたが、残念なことにエルコンドルパサーは早くこの世を去っていて、
ヴァ―ミリアンがどこまで頑張ってくれるかである。エルコンドルパサーの子供で最近
まで長距離路線で活躍していたトウカイトリックも愛された馬だが残念な事になったのは
記憶に新しい。


ロマン枠を選ぶにあたって、実際のところ98世代では牝系でセイウンスカイの牝馬の子
とかスペシャルウイーク、キングヘイロー、グラスワンダー、あるいはその子供あたりが
対象になるが、そう都合の良い馬が居るだろうか?私は少し心配になった。




それはともかく、私はこの同じく競馬を愛する二人を見ていて、色々と馬の名前が浮かんで
きた。大学生というと最近アグネスタキオン疑惑が高まった「アグネスフライト」君の
弟とかがイメージされるが、その世代で考えるとどうも高崎くんは勢いの良い「ジャングル
ポケット」で盛岡くんはそのライバルの「クロフネ」とかに見えてくるのだが、実際の
ところまだ出会ってそんなに時間が経っていないし、もう少し二人の個性を慎重に見ていきたい
とも思う。ただ、高崎くんのロマンを追い求めるところとか、盛岡くんの地味な血統を
重視するところとかを知ると、まさにロマンの血統「ハーツクライ」と傍系代表の「キングカメ
ハメハ」の二頭の関係もよさそうに思えてくる。



私は『カゲさん』というニックネームで私の事を呼んでくる二人の事をもう少し知りたいなと
思い始めた。

仮想馬主

『POG』という競馬用語がある。『ペーパーオーナーゲーム』の頭文字から作られた言葉で、要するにある馬の仮想のオーナーになって遊ぶゲームである。選んだ馬が走ればポイントが加算され、最終的にダービーが終了する週までの点数を競うゲームである。競馬関係で知り合いが少なかった私には『POG』に参加しようと思ってもどうやって参加したらいいか分らなかった為、これまで無縁だった。


ツイッターの情報でこの町の駅の裏にスポーツバーなるものがあると知ったのだが、どうやらそこでは『POG』を始め、競馬についての話題で夜な夜な盛り上がっているらしい。見た目ほど度胸の無い私は最初躊躇ったが、どうしても好奇心を抑えられずある日決心して足を運んでみる事にした。


夜のバー。中は何だかガヤガヤと騒がしい。人は結構いるようである。店主らしき人が席を周って酒やら料理やらを運んでいる。


「こんばんわ…」


と思い切って声を掛けてみた。すると威勢のいい声で、


「いらっしゃい!お客さん初めて?ゆっくりしてってくれよ」


と破顔してくれた。少し緊張していた私はそこですっかりリラックスしてしまって、この店の雰囲気にもすぐに馴染んでしまえるなと思った。チューハイとつまみを注文して、近くの賑やかに会話にさり気なく耳を澄ましながら、入っていける切っ掛けを待った。手際がいいのかすぐに酒が運ばれてくる。


「お客さん。名前は?」


「影山です。影山直樹…」


「学生さん…じゃないよな、スーツだけど結構若いな」


「いえ、童顔でこれでももう二十代後半なんです」


「へぇ~そうか。俺は近藤って言うんだ。よろしく」


「よろしくお願いします」


「かしこまらなくていいよ。ここは色んな人が気兼ねなく話せるようにしてるから、影山さんも適当に混ざっておいで」


「はい。そうします」


ついいつもの癖で店主の近藤さんの印象からどの馬がぴったりか考えてしまう。豪快な性格っぽいしリーダーの感じがするから、「テイエムオペラオー」とか合いそうである。でも『近藤』といえば『アドマイヤ』にしたいし…悩むところである。


「あ、そうだ」


私は今日来た目的を思い出した。『POG』に参加できるかどうかが知りたかったのである。


「近藤さん。ここで『POG』とかやっている人って居るんですか?」


「勿論居るよ。というか、俺もサークル作って『POG』をやってる。でも今シーズンはダービーの終わるまで続いているから、参加するとしたらその次からになるけど?」


「あ、そうだった。じゃあ、そのもし宜しければ今度その『POG』に参加してみたいのですが…」


すると近藤さんは少し思案顔になって、何かを思い出すように言う。


「あ、そういえば、確かこの前も学生さんが二人で参加したいって、うちに来たよ。」


「へぇ~学生さんで…凄いな」


「うちとしては沢山参加してくれた方が面白いからね。いいよ」


近藤さんはあっさり了承してくれた。ただ、実際には6月頃からになるから、大分時間がある。それまではこの店に通って情報収集でもするのがいいのかなと思った。


「じゃあごゆっくり」


近藤さんはその後も忙しなく動き続けている。店は結構賑やかで、私も色々な席に移動して充実した時間を過ごせたと思う。

青空週間

サラブレッドには血のドラマがあるが、レースにはそれぞれのドラマがある。実際は数分で終わってしまうレースも、そのレースの中には大切な瞬間とか、勝敗を分ける決断とかがあって、同じレースでも繰り返し味わいたいと思う時がある。またレースに至るまでの厩舎や生産者などの関係者の努力があって、多くの人がもっと長いドラマの関係者である。短いドラマ、長いドラマ、大長編、そういう異なった長さのドラマを深く知ってゆくと、毎日ネットで更新される細かなニュースも当然関心事になる。ある名馬が亡くなったというニュース、ある馬の子供が生まれたというニュース、怪我、復帰、引退、そしてデビュー。


同じことの繰り返しのように見えて、一頭にまつわるドラマは一頭だけのものである。同じことを繰り返しているように見えて、受け継がれてゆくものがある。技術であったり、もっと大切なものであったり…。


そんな当たり前で尊い競馬の世界を意識している時でない、日常の生活では私はごくごく平凡な人間で、平素取りたてて何をしているわけでもない。


大切なもの…記憶に残るような出来事がそんなにあるというわけではない。かと言って、そんな毎日に不満なのかというとそう言う事は殆どなく、僅かにもう少し毎月の給料が増額でもすればもう少しい多くの事に手を広げてみるのだけれどと思うくらいである。まあ、それは仕事の中で頑張ってゆくしかない。同僚とする話では、やはりそのような事が関心になっていて、ドラマがある世界とは程遠い坦々とした日常をいかに充実して過ごせるかの創意工夫に余念がない。



私の同期の中に一人かなり仕事熱心な男がいる。上司からの評判も良く、何かと頼りになる存在である。彼と自分とを比べたら『エアシャカール』君と名付けた後輩の事もあまり悪く言えない。


とまあ、ここまでの話だったら私が悩んでいるようにも見えなくはないけれど、最近はそんな事よりも今は自分をどの馬に擬えるのが良いのかを考えていたりする。いつものように情報を整理する。厳密にはライバルではないが、同期になかなかの逸材がいて、せいぜい二三番手にいる自分。自分を考える上で必要なのは、その同期の男が競馬史上のどの馬に当たるかという事をしっかり考える事である。それが決まれば自分の位置も自ずから分る。



私はちょっと前に『ロイスアンドロイス』君と呼ぶことに決めた眼鏡君(仮)を呼んだ。

「なんですか?」

と訊かれ、私はギャロップレーサー仕込みの知識がどれくらいあるのか試してみる事にする。


「ギャロップレーサーやったことあるんでしょ?その中で結構強い馬で印象に残っているのってどういう馬?」


「あー。そうだな…俺2とか3とか良くやってましたけど、その辺で言うとやっぱりナリタブライアンとか、スペシャルウィークとかですね。「差し」が得意だったし、3からは瞬発力がある馬が有利でしたし」


「おお、懐かしい…確かにそこら辺は強い設定だったよね」


「あとは、地味に逃げるのも好きだったからクラウドブルーとかかな…」


「クラウドブルー…あれ?そんな馬いたっけ?」


「いましたよ。葦毛で、FH(フリーハンデ)が65くらいの能力でした」


「あ、そういえば…」



そう、私が思い出したのは、ギャロップレーサーには注意しなければならない事があって、それが「ナルビークラウン」、「ウエスタンフローラ」、のように実名の権利が貰えなかったからか、本物の名前を少し変えて登録されている馬がゲーム内にいたということである。ちなみに、「ナルビークラウンは」言わずと知れたオグリキャップ。これは母の名前が「ホワイトナルビー」だった事から来ていて、「ウエスタンフローラ」は安直に「ニシノフラワー」である。そして同じく「ニシノ」の馬主さんの馬「セイウンスカイ」が「クラウドブルー」と仮名馬として登録されていたのである。私は『ロイスアンドロイス』君にそれを説明した。


「へぇ~セイウンスカイって言うんですか。本当にいると思ってました。クラウドブルー」


「ゲームではよくある事だね。ダビスタも昔は『アグリキャップ』とかあったもんね~」


『ロイスアンドロイス』君はそれでも何か思うところがあるような顔をしている。「どうしたの?」と尋ねると、



「セイウンスカイよりもクラウドブルーの方が格好良くないですかね?」


私はそれに対して異論を唱えた。


「そうかな?セイウンスカイって格好良い響きじゃない?なんか青空って感じ」


「なんか線香っぽいような…」


「あ、そりゃまあそうね」


「青雲それは~♪」で有名なCMを知っていた『ロイスアンドロイス』君の雑学は絶妙なところまで届いている。あと一歩、「クラウドブルー」が仮名だと言う事に気付いていれば話がもっと広がっていただろうに。そこが非常に惜しまれるが、競馬通ではないので常識人としてはかなり凄いほうである。


「参考になった、ありがとう」


「いえいえ。じゃあ」


そういって『ロイスアンドロイス』君は自席に戻っていった。参考になったのは確かである。強い馬といえばやはりダービーを勝った馬で、特にスペシャルウィークの世代なんかは常に最強世代と呼ばれたりして面白い。実を言うと、私はセイウンスカイが好きなのである。だから同期の彼をスペシャルウィークに定めてしまえば、そのお零れで自分がセイウンスカイの気分を味わえない事もない。でも…


「なんとなく恐れ多い…」


「何が?」


私の独り言に反応したのは当の同期の男だった。丁度良いから彼に訊いてみる事にした。


「なあ、俺って先頭を走るタイプだと思う?」


「どちらかというと追い込みじゃねぇ?」


「そうだよな」


自分の事はよく分かっていないのが本音である。ただし、自分が先行逃げ切りのタイプでないという事はよく知っていた。むしろ、追い込まれてから本領発揮するタイプなので、その辺で言うと「キングヘイロー」の方が良いのかな…とか思ったりもした。でも多分あんなに気性が悪くないし、良血でもない。


「お前はさ、集団で走っているというより、集団と関係ないところで一人黙々と走ってそうなタイプだな」


「そ、そうか?自覚ないけど」


ズバッというところなんかはキレがあって、やはりこの男はスペシャルウィークと呼ぶにふさわしいと思うのだが、そうすると自分は何なんだかよく分からなくなる。まあ、今日のところはスペシャルウィークという事が決定したから良しとしよう。すると『スペシャルウィーク』は何か言い残した事があるのか、遠い目をして、


「でも…」

と続けた。そして意外な事を言った。


「最初に見たときは集団の先頭を走ってたよ。気持ちよさそうに」



それを聞いて何となく、脚質転換を図った古馬になったセイウンスカイの事が思い出された。


「まあ、今の所いろいろ保留かな…」


いつか、またあんな逃げ馬が出てくれたらいいなと思う。
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二人の管理人

Author:二人の管理人
ブログには珍しく二人の管理人で更新してゆくブログです。

二本松のこと、競馬のこと、これから手探りで何かを
やってゆこうと思っています。




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